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「貞子」の予習で「リング」を観直したから感想   ※ネタバレあり

5月24日(金)の「貞子」公開に合わせて 「リング」を見直したから感想!
 ストーリーが有名でみんな知ってるかもしれませんが
例によってネタバレ注意です。

 

 

 

【あらすじ】

テレビ局のディレクターの浅川は「見ると1週間後に死ぬ」という
"呪いのビデオ"の噂を取材していた。

そんな中、姪とその友人3人が同時刻に死亡し、
4人が1週間前に遊びに行った伊豆のペンションで
”あるビデオ”を見ていた事を突き止める。

ペンションに向かった浅川はそのビデオを見つけて再生するが
それこそ見た者が1週間後に死ぬ”呪いのビデオ”だった。
残された時間は1週間。

 浅川は呪いを解くため、離婚した元夫で超能力者の高山に相談する。
2人で調査を進める中、浅川の息子の陽一が”呪いのビデオ”を見てしまう。

陽一を救うために必死で調査する中、”ビデオ”を作ったのは山村貞子という
超能力者だと判明する。
生前、貞子は強力な超能力を持っていたがその力を恐れた父親に井戸に突き落とされて死亡していた。”呪いのビデオ”とは貞子の怨念が”ビデオ”に念写されたものだった。

 浅川と高山は事の発端となった伊豆のペンションに向う。
ペンションの床下に古井戸を見つけた2人は貞子の遺体を井戸から見つけ出す事に成功する。浅川も1週間のタイムリミットを過ぎたにも関わらず生きており、呪いは解かれたと思われた。

しかし翌日、高山の目の前にテレビから這い出てきた貞子が現れ
高山は死亡してしまう。

それは高山が浅川に相談されて”呪いのビデオ”を見た1週間後の日時だった。
呪いは解けていなかったのだ。

 高山の死亡を聞いた浅川は
「死亡していない自分は1週間以内に”呪いを解く何か”を実行した」のだと
考える。

そしてそれは「”呪いのビデオ”をダビングして高山に見せた事」だという
結論に達する。

息子の陽一を救うためには"ビデオ"をダビングして
誰かに見せなければならない。

浅川は"ビデオ"を自分の父親に見せる事を決意する。
浅川は"呪いのビデオ"とビデオデッキを持って父親と陽一の元へ
向かうのだった。

  

【感想】

「貞子」の予習のため、久しぶりに観ました。
リングシリーズは原作も読んでいて好きなシリーズなのですが、
みんなが「リング」と聞いて思い浮かべるのはこの1作目でしょう。

見ると1週間後に死ぬ”呪いのビデオ”、テレビから這い出てくる山村貞子、
呪いを解くためにはビデオをダビングして誰かに見せなければならないなど、
インパクトのある設定が詰め込まれています。

 特にテレビから這い出てくる貞子はかなりのインパクトがあり、
様々なパロディが作られています。
ちなみに原作では貞子がテレビから出てくる描写は無く
「テレビから出てくる貞子」は本作で作られたものだったりします。

その他の演出面では日にちのテロップが表示され
イムリミットが迫ってくる事を観客・視聴者に印象付けるのがよかったです。

「呪いを解いたと思ったら解けてなかった、しかも解く方法はビデオを別の誰かに見せる事」というラストのどんでん返しは観ているこっちもビックリする展開でした。

しかも浅川が”ビデオ”を持って陽一と父親の元に向かう場面でエンドロールに入って、「この先どうなるの?」ってみんな思っちゃうという。

 この先の物語は「らせん」と「リング2」で別々の展開が描かれています。
「らせん」は一緒に見直したから、もしかしたら感想書くかもしれないです。 

あと、原作の小説も面白いので気になる方は是非読んでみて下さい。

 

以上