「studio hb」によるアニメプロジェクト「旅はに」。「旅」を題材とした作品で2020年頃から宣伝・広報が開始され、今年(2023年)に入って第1弾「京都編」のオンライン試写会などが返礼品のクラウドファンディング企画が行われました。
以前フクヤマニメで「旅はに」ブースへ遊びに行かせて頂いており、これも何かの縁と思いクラウドファンディング企画に参加させていただきました。
そして先日、オンライン試写会のお知らせが届き、視聴させて頂いたので簡単に感想を書いてみたいと思います。(以下、本編内容に触れてるので注意。)
↓フクヤマニメのブースに行った時の様子
<あらすじ>
高校のあかりは京都のある場所に行きたがっていた。ある日、偶然会話したクラスメイトのなぎが京都に旅行に行ったことがあると知り、一緒に京都に行ってくれないかと頼む。日帰りで京都へ旅する事になったあかりとなぎ。2人の旅はどんな旅になるのでしょうか?
<感想>
13分弱の短編ながら、丁寧に作られていて、暖かみのあるお話に感じました。京都を旅するあかりとなぎ、2人の様子が見ていて微笑ましかったです。
町や風景の描き方について旅行や観光に来た人の目線、見る風景になる描き方になっているなと思わさせられました。町中やカフェ、路地などを訪れて、スマホで写真を撮ってみたり。「実際に旅行に行ったらこんな感じで楽しみながら回るよね」って雰囲気が出ていて、そこに暖かみを感じました(語彙力皆無でスイマセン)。
個人的に気に入っているのが、移動方法の説明をしたり、あかりが地元のおじさんに写真の場所を知らないか教えてもらうシーン。旅行に行った時に電車の確認をしたり、道が分からなくなったりした時の事を思い浮かべました。先述した町の風景もですが、お話を作る上でしっかり下調べをしているんだなーと思わさせられました。今後の展開も含めて色んな所にロケ取材行かれていたようなので、流石です。
あかりとなぎを演じた富田 美憂さんと前田 佳織里さんの演技も、女子高生らしさが出ていて良かったです。
あとエンディングのクラファン支援者のクレジットに自分の名前があったので嬉しかったです。ありがとうございます。
<まとめ>
短編アニメながら、旅行の様子や京都の町並みなど楽しまさせていただきました。フクヤマニメで知った時から「いつ発表されるんだろう」と気になっており、今回こうして完成した物を見る事ができてよかったです。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
続編の「岡山編」も企画されているようなので、楽しみに待っております。