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日常思った事やイベント参加の感想を書いていくブログです

フクヤマニメ6に行ってきました-「境界戦機 極鋼ノ装鬼」イッキ観上映&エクストリームトークショー-

広島県福山市で開催されるアニメイベント「フクヤマニメ」。今年も10月21日(土)・22日(日)に「フクヤマニメ6」として開催されました。

今年も参加してきたので、参加したイベントについて感想兼備忘録として書いていこうと思います。

まずは10月21日(土)に開催された「境界戦機 極鋼ノ装鬼」イッキ観上映&エクストリームトークショーの感想です。

*本編内容に触れる箇所がありますので、未視聴の方はご注意ください

 

↓今までのフクヤマニメでの境界戦機上映イベント感想

syumi-kibou.hatenablog.com

 

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【イッキ観上映】

イッキ観上映では「境界戦機 極鋼ノ装鬼」全6話を連続上映(OPは1話、EDは6話のみ)。「極鋼ノ装鬼」は本編とは別部隊の話で、南海の孤島を舞台に北米軍、オセアニア軍、そして日本のレジスタンス組織「ヒヌカン」の戦いが描かれます。1話10分前後×6話の短編ながら「境界戦機」本編より泥臭い戦いやミリタリー描写、演出で魅力的な作品となっています。最近の社会情勢もあって、戦闘で人や兵器がどんどん爆発で吹き飛んでいくのが見ていてお辛い…。登場人物も青年~大人ばかりで視聴層のターゲットは年上を狙ってそう。レジスタンスの三澤 ジンの戦い方、そして因縁の相手との決着はカッコよさや辛さが色々入り混じった物になっておりました。

 

スペシャトークショー

上映終了後、司会の天津向さん、大張 正己監督、羽原 信義さん、ヤマピ役の紡木 吏佐さんが登壇。全6話鑑賞直後というホットなタイミングでトークショーをしていただきました。

以下、ざっくりとした記憶の範囲でトークショーの覚書書き。(間違いなどありましたらご指摘下さい)

・「極鋼ノ装鬼」というタイトルを考えたのは大張監督
・アメインの関節について本編機体は逆関節が特徴的なデザインだが「極鋼ノ装鬼」は違うデザイン(普通の関節)にした。(言われるまで全然気付かなかったけど、後で見直すとその通りで驚きました)
・ヤマピの喋り方について最初は標準語だったが、大張監督がアフレコ10分前に紡木さんに(沖縄の)訛りを入れるよう指示した(合ってるか分からないけど、沖縄出身の人がやってるから大丈夫だろうとの事)。
・ヤマピの名前の由来は西表島にいると言われるUMAヤマピカリャー」から。大張監督はUMA好きとの事(オセアニア軍のバンイップも名前がUMA由来で「おおっ」となったそう)
・キャスティングは大張監督が担当。三澤 ジン役の三木 眞一郎さん以外は今まで一緒に仕事をした事のない人を選んだ
・6話の決戦で三澤が損傷したプロトゴウヨウの頭部を自らもぎ取るシーン。大張監督曰く「ロボットアニメで史上初の演出(自分が知る限り同じ演出をした作品は無い)」との事
・本編中、三澤が笑うシーンは無い。最後の決戦が終わって息を引き取った時に口元が笑ったものになっている
・近年作画作業が追いついてない状態が出てきているが、逆にキャストのアフレコ・演技に合わせて作画するという事もやっているそう(前回の上映会&トークショーでも「本編」最終回はキャストのアフレコに合わせて作画してると言われてました)
紡木さん、大張監督の事は昔から知っていた。育った沖縄で流れていた琉球銀行のロボットが出てくるCMを担当したのが大張監督だったからとの事
・大張監督が「極鋼ノ装鬼」と同時並行で担当したのが「ガンダムビルドメタバース」。「ビルドメタバース」が「陽」のイメージなら、「極鋼ノ装鬼」は「陰」のイメージ。

トークショーの最後にはサイン色紙の抽選も行われました。

 

【感想】

全6話を見終えた後のトークショーでとても盛り上がりました。大張監督をお目にかかるのは初めてでしたが、製作時のお話などたくさん聴けて楽しかったです。あと紡木さんが凄く楽しそうにされていたのが印象的でした。

登壇されたゲストの皆様、楽しい時間をありがとうございました!

 

イベント参加した人に配られて非売品ステッカー。入場時と退場時に1枚ずつもらえたのですが、退場時に貰えたのが大張監督のサイン入りのものでビックリ!大切にさせていただきます!