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日常思った事やイベント参加の感想を書いていくブログです

フクヤマニメ4に行ってきましたー境界戦機上映会&トークショーー

広島県福山市で開催されるアニメイベント「フクヤマニメ」。
今年も10月23日(土)・24日(日)に開催されました。
毎年アニメの上映会やゲストによるトークショーが行われているのですが今回私が気になっていたのは23日(土)に行われた「境界戦機」上映会&トークショー
この秋始まった新作アニメでSUNRISE BEYONDとバンダイの宣伝や商品展開への力を入れ具合が中々凄く、今回キャストや監督が来られてのトークショーが行われるという事で期待に胸を膨らませて参加してきました。


昨年の感想

syumi-kibou.hatenablog.com

 

syumi-kibou.hatenablog.com



【境界戦機とは】
まずは簡単に境界戦機の説明を。
境界戦機はSUNRISE BEYONDによるオリジナルアニメ作品です。
舞台は西暦2061年の世界主要経済圏によって分割統治された日本。機械好きの少年アモウが自立思考型AI「ガイ」と出会った事から、日本を取り戻す戦いに身を投じる事になります。人型特殊機動兵器AMAIN(アメイン)のアクションやメカ描写、アモウとガイのコンビなどが魅力です。
SUNRISE BEYONDの宣伝やバンダイの商品展開の力の入れ具合から期待を込めて作られた作品である事を感じさせられます。


【境界戦機上映会&トークショー

境界戦機の1話と2話を上映。1話と2話は1度視聴していましたがもう1度見直すことで話の流れや見落とした描写、登場人物の関係性が見えてきて面白かったです。特に戦闘シーンは映画館の大きなスクリーンで上映されるので凄く迫力がありました。

【ゲストによるトークショー
上映終了後は主人公 椎葉アモウ役の佐藤 元さん、ブラッド・ワット役の小野 友樹さん、羽原 信義 監督、小川 正和エグゼクティブプロデューサー、MC天津 向さんによるトークショーが行われました。

まずは天津向さんが登壇し、その後ゲストの方々が登壇。最初マイクが入っていなくて準備中だった所、佐藤さんが大きな声で

「椎葉アモウ役、佐藤 元です!!」

と挨拶されたのに笑わされました。この挨拶が本当にアモウが話してる感じで声優とい職業の凄さを感じさせられました。続いて登壇された小野さんは最初凄い小さい声で(口パクだったかも)で挨拶して笑いを誘っていました。その後、羽原監督と小川さんが登壇されました。
以下、ザックリとした覚書です。

・小野さんは前日来てから今日までお好み焼きを3枚食べたらしい
・佐藤さんは朝、牡蠣醤油でご飯食べたのがおいしかったらしい

「境界戦機」製作の経緯などについて
サンライズXEBECが合併してSUNRISE BEYONDが設立されて何か作品を作ろうという事になった。両社ともメカの作品が得意でメカに携わってるアニメーターが多かったのでメカ物をやろうという事になった
・昨年のフクヤマニメで少し新作を作っている話をされて「こうして1年後にここで上映会ができて~」と仰られてたので、去年の鉄血トークショーで話されていた「新作」が境界戦機の事だった模様
・作中には(福山の人は)見覚えのある風景が→羽原監督の仕業
・佐藤さんオーディションの合格を受けた後、ロボットを操縦する役という事で電車の車掌さんを観察したりドライバーの仕事を調べて勉強したりされていたらしい
・小野さんは自宅でオーディションの収録(自宅で収録した音声を送るようです)するようになって受かった役がワット。指揮官というある程度演技の経験を積んだ人にできる役を演じる事を感慨深そうに話されていました
・佐藤さんを選んだ理由について
アモウ役のオーディション受けた人が100人位いて、その中で羽原監督が絵が動いているときの声のイメージに合っているのが佐藤さんだった

「境界戦機」の今後の展開について
・小野さんが8話位の話をしていいか聞いて突っ込まれてた←8話頃にワットに何か展開が…?
・羽原監督「今後アモウ達は広島に向かっていく(たどり着けるかは別としてみたいな言い方されてましたが)、その中で(福山の方は)見た事のある風景や建物が出てくるかもしれませんね」(要約)
・OPもじっくり見るとそういう場面が仕込んである

エンディング
・天津さんが「エンディングの時間になりました」と言われた後に「牡蠣醤油…(小声)」と呟く佐藤さんに笑わされました(「どれだけ気に入ったんだ!」と突っ込まれておられました)
・小川さん
「さっき話に出たように今後見慣れた風景とか出てくるかもしれない」
「10年前小野さんがガンダムAGEに出演していたのが今こうしている(境界戦機に出演している)のが感慨深い」
「商品展開に力を入れている」(プラモデルを勧められていて、作ったことのない人はROBOT魂を勧められていました)
・舞台から降壇された後、佐藤さんが客席に向かって「ありがとうございました!」と挨拶されていて凄く好印象でした。

他にも色々お話された事があったのですが、私が覚えて説明できる範囲で纏めました。

 

【感想】
キャストや監督のお話を聞くことができて楽しかったです。昨年の鉄血のトークショーもですが製作に関わっている方から直接お話を聞くのは貴重な機会ですし、既に知っているお話でも改めて新鮮な気持ちで聞く事ができます。
境界戦機は宣伝や力の入れ方が凄いなと感じていましたが、羽原監督や小川さんのお話を聞く事で改めて力を込めて製作している作品だなというのが伝わってきました。

羽原監督から見慣れた風景を使っているお話について、最初2話を見た時に山や海の風景が凄く福山や岡山の瀬戸内らしい風景だなと感じていました。まさか監督が仕込んでいたとは…。今後も風景に色々仕込んでいるそうなので楽しみです。

アモウ役の佐藤さんは最初の挨拶から退場されるまで話している感じや雰囲気が凄くアモウみたいでした。もう佐藤さん=アモウなんじゃないかって位に感じました。
ワット役の小野さんはお話が面白かったです。8話について話そうとされていましたが、8話でワットに何か起こるのか…楽しみにしています。

登壇頂いたゲストの皆さま、楽しい時間をありがとうございました!