仕事が忙しくてブログとかTwitterとか触る元気が無いです。
どんなに忙しくても余暇を楽しむ余裕は持って働きたいものです。
さて、シンエヴァを観る前にシン・エヴァンゲリオン劇場版:||の予想をしてみる
という記事を書きました。
先日シンエヴァを観てきましたのでその記事の内容がどれだけ当たっていたか
自己採点してみます。
ネタバレNGの方、映画を観てない人はこの画面を閉じて映画館に行って下さい！！
◆「新劇場版はループしてる説」があるけど、どう思う?
＜予想＞
新劇場版の世界でループしている。
テレビ版や旧劇と繋がりを匂わせる部分もあるけど
オマージュやミスリードで昔のシリーズや漫画版とは繋がってない。
＜正解＞
新劇場版だけでなくテレビ版や旧劇場版を含んでメタ的にループしている事が示唆されました。TV版や旧劇持ってくるとは思わなかったよ・・・。
ループしてるって点は当たってるから△って所でしょうか。
◆ゲンドウの目的
＜予想＞
旧作と同じく人類補完計画で人類を単一の存在に進化させ、自分は神のような存在となり初号機内のユイさんと再開する。
でもQでの冬月先生の台詞
「お前（ゲンドウ）の生き様を見せても息子（シンジ）の為にはならんとするか。私はそうは思わんがな。」
→これを聴くと悪い奴に見えて本当は人類のために何かやろうとしている
＜正解＞
大 体 旧 作 通 り
”Q”の冬月先生の台詞聴くと実は人類のために何かやろうとしてると思ったけどそんな事なかったよ（人類補完計画がある意味人類のためだけど有難迷惑な押し付けでもある）。
◆マリって何者?
＜予想＞
ゲンドウやユイさんの知り合い？
＜正解＞
明確な回答は無いけどゲンドウやユイの同僚ってことで合ってそう。
いろいろシンジくんを助けようとしてたのはユイの娘だから、ヴィレに協力してたのはかつての同僚（ゲンドウ）の計画を止めるためだったのだろうか。
どうもマリの”シン”での言動やラストでシンジと現実世界にいるシーンを観ると「シンジをループから抜け出させる＝エヴァンゲリオンという作品を完結に誘導する」役割を与えられたキャラクターだったのかなと思わされます。
”破”でもシンジくんと学校の屋上でぶつかった時にシンジくんのS-DATが今までに無かった27という数字に移行（今まではテレビ版含め26から1に戻ったりを繰り返していた）したり、シンジくんに「いじけてたっていい事ないよ」と発破かけたりしてましたし。色々メタ的な要素が入っているから、何者なのかはじっくり考察する余地がありそうですね。
◆予告でゲンドウさん撃たれてるっぽいけど、誰に撃たれたと思う?
＜予想＞
リツコさんかミサトさんじゃないかしら。
＜正解＞
まさかの2人から撃たれてた！！
2021.08.21訂正 リツコさんに撃たれていました
まぁここは旧劇リスペクトで予想して当たった人多かったのではないでしょうか。その後のゲンドウのバイザー下の抉れた顔を予想できた人はいないでしょうけど。
※Amazon Primeで見直したら撃っていたのはリツコさんだけでしたね。
色々記憶違いしていたようです、申し訳ございません。
◆第13号機誰か乗ってるの?
＜予想＞
現NERVE陣営でエヴァ乗れる登場人物がいないしカヲルくん（2人目）かダミープラグじゃね?
＜正解＞
碇 ゲ ン ド ウ
劇中で初号機と戦いを繰り広げる訳ですが、初号機が息子&嫁なのを考えると盛大な親子&夫婦喧嘩ですね。ミサト宅での机を挟んでの戦いなんてもろ夫婦喧嘩でしたな。
◆アヤナミレイ(仮称)と初号機取り込まれてるはずの綾波ってどうなると思う?
＜予想＞
なんやかんやあって１つになるんじゃね?
＜正解＞
ア ヤ ナ ミ （ 仮 称 ） は 消 滅 し ま し た （ 泣 ）
綾波は初号機内に存在してました（凄い髪伸びてたけど）
◆なんかシンジくんの目が紫になってたけどどうしたの？
＜予想＞
初号機と凄いシンクロするんじゃない?最後凄いシンクロ率出して初号機と同化しちゃうとか。
＜正解＞
シ ン ク ロ 率 ∞
シンクロ率100％だとか400％だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの鱗片を味わったぜ…（ポルナレフ状態）
◆3.0＋1.0ってどういう意味だと思う?
＜予想＞
・本来Qでやろうとしてたけど入りきらなかった部分（3.0）＋最終章（1.0）説
・Qの続き（3.0）からループして序（1.0）の頃に戻る説(予告で序の冒頭と似た場面がある)
・ファイナルインパクトで世界がリセットされてその後日談が1.0説
・最後実写パートがあってそこが1.0説
＜正解＞
明確な答えは無かったけど、アディショナルインパクト後にシンジくんが新しく創造された世界（？）にいて実写の駅〜町の様子が映されている事から
・ファイナルインパクトで世界がリセットされてその後日談が1.0説
・最後実写パートがあってそこが1.0説
の２つは正解・・・でよろしいでしょうか？ダメ？
◆シンジくんとゲンドウさん和解できると思う?
＜予想＞
シンジくんが今際のゲンドウさんに「ありがとう」と言って看取る
＜正解＞
問答の末、ゲンドウがシンジの成長を認める
旧劇では果たされなかった親子での対話を実現できたのはよかったです。
◆最後どうなると思う?
＜予想＞
シンジ君がファイナルインパクトでエヴァも使徒もいない平和な世界を作る。テレビシリーズ最終回の学園エヴァみたいな世界で当然みんなエヴァとかの事は覚えてない（知らない）
→シンジ君の誕生日にみんなでパーティーを開いてみんなで「おめでとう！」って言って終わり！
＜正解＞
シンジくんが綾波、アスカ、カヲルくんと対話してそれぞれの心の補完を行う（テレビ版の二十五話、二十六話みたいな感じ）
シンジくんがヴンダーから作った「ガイウスの槍」で全てのエヴァを壊す
最後にマリがシンジくんを迎えに来る
気が付いたら駅のホームにいるシンジくん
シンジくんの声が緒方 恵美さんから神木 隆之介さんになっている
向かいのホームには綾波とカヲル君に似た人が話をしている
（この場面、よく見たらアスカもいるらしいけど見つけれなかった）
後ろからやってきたマリと一緒に駅のホームから現実、実写の世界に出ていき、エンドロールが流れていく
最後は旧劇と同じく白いバック映された「終劇」の二文字で映画は完結
「エヴァのいない世界を作る」ってのは当たってたけど全然予想できなかった。
最初は「世界滅亡寸前でトウジやケンスケ達も死んでるから全部リセットして学園エヴァ時空を作る」と思ってたんですが、「L結界を浄化する技術＝世界を修復できる希望」がありトウジもケンスケも生きていたからリセットする必要が無いんですよね。
リセットするという事はサードインパクト後に彼らが必死に生きてきた事の否定となり今まで通り”エヴァンゲリオン”シリーズの繰り返しを認める事になってしまう。
では今までのシリーズ含めて「エヴァンゲリオン」という作品を終わらせるにはどういう終わり方がいいのかと考えた結果
・主要人物である綾波、アスカ、カヲルくんの心を補完する（この時みんながテレビ版や旧劇の事を知っている、経験したかの様な話し方になっておりテレビ版からずっと続いてる各人物の抱える問題の解決となっている）
・主人公のシンジくんがエヴァのいない現実世界の駅から出ていく
→「エヴァの終わり（終着駅）」と「現実へ目を向ける」事の表現
という終わり方になったのではないでしょうか。
最後の現実世界がシンジくんが作り出したものなのかシンジくんがあの世界に移動・転生したのか明言されていませんが、シンジくんが現実世界にいっても元いたエヴァの世界は消える事は無さそうなので、そこは安心できる終わり方だったなと思いました。
現実世界でマリと一緒に駅にいる事について2人がくっついたのかは明言されてませんが隣にいるのが綾波やアスカ、カヲルくんだと今までの繰り返しになる＝「エヴァ」から抜け出せないからマリになったのかなと思いました。
ただ今までマリについてバックボーンなどがあまり描かれてない為納得しきれない思いがあるのもまた事実・・・。頭では分かっているんですが。
劇中でもうちょっとマリについて語られる場面があったらまた違う感じ方になったんでしょうが。最初の方で”メタ的なキャラだから考察する余地がある”って書いたけど、逆にメタ的な意味合いが強くて考えるだけ無駄って事もあるかもしれないですね。
（念のため書いておくけどマリというキャラクターが嫌いなわけではないよ）
【自己採点した感想】
「意外と当たってたな（？）」という気持ちと「こんな事して何やってんだ」という気持ちがせめぎ合っております。
まあ観客の予想しない方向にストーリーが展開されるのがエヴァンゲリオンですし、予想できない位が楽しいです。
何よりシリーズ最後の予想大会に参加できただけでも幸せです。
